子どもの歯にフッ素は本当に効果がある?歯みがき粉と歯医者での塗布について|佐賀さくら歯科親子歯科クリニック|佐賀県神埼市の歯医者

子どもの歯にフッ素は本当に効果がある?歯みがき粉と歯医者での塗布について|佐賀さくら歯科親子歯科クリニック|佐賀県神埼市の歯医者

〒842-0056
佐賀県神埼市千代田町境原2635-2

国道34号線 上犬童交差点すぐ

トピックス TOPICS

子どもの歯にフッ素は本当に効果がある?歯みがき粉と歯医者での塗布について


「フッ素って本当にむし歯予防に効果があるの?」

「いつから始めればいいの?」


お子さまの歯を守りたいと思う保護者のかたにとって、フッ素に対する疑問は尽きないのではないでしょうか。


結論からお伝えすると、フッ素はむし歯予防に科学的な裏付けのある、とても有効な手段です。今回は、フッ素の効果や、ご家庭での歯みがき粉と歯医者でのフッ素塗布の違いについて詳しく解説します。


■フッ素がむし歯を防ぐ3つのメカニズム

フッ素には、大きく分けて3つの働きがあります。


フッ素の効果①歯質の強化

フッ素が歯の表面のエナメル質に取り込まれると、「フルオロアパタイト」という、むし歯の原因となる「酸」に溶けにくい構造に変化し、むし歯への抵抗力が高まります。


フッ素の効果②再石灰化の促進

食事をすると、食べ物に含まれる糖を口の中の細菌が分解し、その過程で「酸」がつくられます。 この酸によって口の中は一時的に酸性に傾き、歯の表面のエナメル質がわずかに溶け出す(脱灰)が起こります。


しかしフッ素は、カルシウムやリンが歯に戻る「再石灰化」を助け、溶けかけた部分を修復してくれる働きを持っています。


フッ素の効果③はむし歯菌の活動抑制

むし歯の原因であるミュータンス菌が糖から酸を作り出す働きを弱め、歯を溶かすリスクそのものを減らしてくれます。


特にお子さまの乳歯や生えたての永久歯は、エナメル質が未成熟でやわらかく、むし歯が進行しやすい状態です。だからこそ、この時期のフッ素によるケアが大きな意味を持つのです。


■フッ素入り歯みがき粉の選び方・濃度と使用量がポイント

ご家庭でのフッ素ケアの基本は、毎日のフッ素入り歯みがき粉の使用です。選ぶ際に大切なのは、お子さまの年齢に合った濃度と使用量を守ることです。


歯が生え始める生後6ヵ月ごろから使い始めることができ、乳幼児期には1000ppm以下の低濃度タイプを米粒大程度の量で使います。


3歳を過ぎてうがいができるようになったら、使用量を少しずつ増やしていきましょう。6歳以降は大人と同じ1450ppm程度の歯みがき粉も選択肢に入ります。


歯みがきのあとは、口の中にフッ素を少し残すことが効果を高めるコツです。すすぎは少量の水で軽く1回程度にとどめるのがおすすめです。


■歯医者でのフッ素塗布はなにが違う?

歯科医院で行うフッ素塗布は、市販の歯みがき粉よりもはるかに高濃度のフッ素(9000ppm程度)を使用するため、歯質の強化効果が高いのが特徴です。


歯科医師や歯科衛生士がお口の中をきれいにクリーニングしたうえでフッ素を塗布するため、歯の表面にフッ素がしっかり浸透しやすくなります。


また、お口全体の状態チェックや歯みがき指導も同時に受けられるので、総合的なむし歯予防につながります。


■歯医者でのフッ素塗布はいつから・どのくらいの頻度で受ける?

歯科医院でのフッ素塗布は、乳歯が生えそろい始める1歳半ごろをひとつの目安として始めるのが効果的です。頻度は3〜6ヵ月に1回が一般的で、定期検診にあわせて受けることで、無理なく継続しやすいでしょう。


大切なのは「1回塗ったから安心」ではなく、定期的なクリーニングとフッ素塗布を継続すること。


毎日の歯みがき粉でのケアと、歯医者でのプロフェッショナルケアを組み合わせることで、むし歯予防の効果を効率的に発揮することができるでしょう。


【お子さまのむし歯予防に、フッ素を上手に取り入れましょう】

フッ素は、歯質の強化・再石灰化の促進・むし歯菌の活動抑制という3つの働きで、お子さまの歯を守ってくれる心強い存在です。


ご家庭では年齢に合った歯みがき粉を正しく使い、歯医者では定期的なクリーニングとフッ素塗布を受けることで、むし歯予防の効果をより高めることができます。


フッ素は子どもだけでなく、もちろん大人にも効果があります。ご家族みんなのお口の健康を守るために、フッ素を取り入れた予防ケアを検討してみてはいかがでしょうか。


お子さまのフッ素塗布や歯みがき粉の選び方など、気になることがあれば、お気軽に当院へご相談ください。


佐賀さくら歯科親子歯科クリニック
歯科医師
⇒理事長の経歴はこちら