インプラントについて

人工の歯を
顎の骨でしっかり支えます
歯を失くした際に、治療の選択肢のひとつとなるのがインプラントです。顎の骨にインプラント体と呼ばれる人工の歯の根を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。天然の歯と同じように顎の骨で歯が支えられるため、しっかりとした噛み心地が得られ、自然な見た目に仕上がるのが特徴です。周囲の歯を削ったり、残っている歯に引っ掛けたりする必要がなく、お口の中の他の歯に優しい治療法でもあります。
TROUBLE このような場合はご相談ください
- 歯を失ってしまった
- 治療のために他の歯を削りたくない
- 他院で抜歯をすすめられている
- 残っている歯を大事にしたい
- 入れ歯には抵抗がある
- 硬いものもしっかり噛みたい
当院のインプラント

院長と学会専門医の
2名体制でオペを行います
インプラント体を顎の骨に埋め込むためには外科手術(オペ)が必要です。治療を担当する歯科医師には、専門的な知識と技術が要求されます。当院では、より丁寧で確実な治療の提供を目指して、院長と国際インプラント学会(ICOI)認定医の資格を持つ歯科医師の2名でオペを行います。無料相談も実施しておりますので、気になることや心配なことはお気軽にご相談ください。

先端設備を活用して
治療の精度を高めます
インプラント治療の安全性を高めるためには、患者さまの状態をしっかり把握して、より精度の高い治療を行うことが大切です。当院では、オペを行う前に歯科用CTを使って、レントゲンでは確認できない顎周辺の神経や血管まで丁寧に確認します。その結果をもとに、重要な血管や神経にダメージを与えることがないよう、精密な治療計画を作製します。

信頼性の高い
インプラントを使用します
現在では世界各国のメーカーがインプラントを開発製造しています。当院では、それぞれの特徴を持つインプラントの中から選りすぐった「バイオホライズンインプラント」を使用しています。安全性はもちろん、長期間にわたり安定した状態でお使いいただける、クオリティの高いインプラントです。

バイオホライズンインプラント
世界85カ国で使用されているインプラントです。レーザーロックと呼ばれる独自の技術により、インプラントが歯ぐきや歯を支える骨としっかり結合しやすいのが特徴です。細菌感染を防ぐとともに、歯ぐきとの境目が自然な仕上がりになり、審美性にも優れています。
骨が足りない場合
顎の骨が不足していると、インプラント治療を断られてしまうことがあります。当院では、足りない骨を増やす治療にも対応しておりますので、他院で断られてしまった場合も、諦めてしまわずに一度ご相談ください。

GBR
骨が足りない部分に、骨の再生を促す骨補填材と呼ばれる薬を入れる治療法です。通常は、上顎の骨が不足している場合に適用されます。

ソケットリフト
上の歯を支える上顎の骨が不足している場合に検討される治療です。通常は、骨を増やす量がそれほど多くない場合に適用されます。

サイナスリフト
上の歯を支える骨が大幅に不足している場合や、広い範囲に渡って骨を増やす場合に検討されます。骨が造られるまで数ヵ月程度の期間が必要です。
治療の流れ
- 1 無料インプラント相談
- 歯を失くしてしまった、インプラント治療を検討しているといったかたは、無料インプラント相談をご利用ください。歯科医師がカウンセリングを行い、さまざまなご質問や疑問に丁寧にお応えするとともに、お口の状態をチェックします。より正確な診断をご希望の場合は、精密検査を行います(有料)。
- 2 精密検査
- 精密検査を行い、より安全性の高い治療計画を作製するために必要なデータを採取します。歯科用CTを活用して、顎の骨はもちろん周辺の血管や神経の位置まで確認し、精密な検査データをもとに治療のシミュレーションを行ないます。
※別途精密検査代16,500円(税込)いただきます。
- 3 診断結果・治療方針のご案内
- 検査・診断の結果をお伝えするとともに、作製した治療計画をもとに、治療の方法や進め方、注意点などについて丁寧に説明いたします。できるだけわかりやすくお話ししますが、疑問点などはどうぞ遠慮なくお尋ねください。ご案内した治療計画に同意いただければ治療開始です。
- 4 一次オペ
- 安全性にしっかり配慮しながら、歯科医師2名体制で顎の骨にインプラント体を埋め込むための手術を行います。インプラント体を埋め込む顎の骨が不足している場合、通常は骨を増やすための治療を先に行います。
- 5 二次オペ
- 歯ぐきを小さく切開して、一次オペで埋め込んだインプラント体と顎の骨との結合状態を確認するとともに、インプラント体と人工歯をつなぐアパットメントと呼ばれるパーツを装着します。しっかりと結合するまで、通常は一次オペ後3~6ヵ月程度の期間が必要です。
- 6 上部構造(人工歯)の装着
- 顎の骨とインプラント体の結合が確認できれば、患者さまのご希望に合わせて作製した上部構造(人工の歯)をアパットメントに取り付けます。上部構造を装着すれば、インプラント治療はいったん終了です。
- 7 メンテナンス
- インプラントの歯を長く良い状態でお使いいただくためには、定期的なメンテナンスが必要です。歯周病によく似たインプラント周囲炎などのトラブルを予防するため、患者さまに合わせた定期検診などをご案内しておりますので、治療終了後も定期通院をお願いいたします。
費用
料金表
相談料 | 無料 |
---|---|
精密検査 | 16,500円 |
インプラント体 ※アバットメント・上部構造込み |
495,000円 |
GBR | 110,000円 |
ソケットリフト | 110,000円 |
サイナスリフト | 165,000円 |
※表示金額は全て税込みです。
お支払方法
お支払いには、下記方法を
お選びいただけます。
VISA/JCB/
Mastercard/など
お支払い
医療費控除について
1年間(1月1日~12月31日)に10万円以上の医療費を支払った場合は、医療費控除によって一定の所得控除を受けられます。ご自身の支払いに限らず、生計を共にするご家族が支払った医療費との合算申請も可能です。詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
注意点・リスク・副作用
・骨が成長途中である患者さま(およそ18歳未満のかた)は、インプラント治療はできません。
・インプラント治療では、痛み止めや抗生物質等を使用するため、妊娠中のかた、妊娠の可能性のあるかた、授乳中のかたは、インプラント治療を控えてください。
・心疾患、骨粗しょう症など内科的な疾患のあるかたは、インプラント治療に適さない場合があります。
・歯周病の発生リスクが高いとされる糖尿病のかた、口腔内の衛生状態の悪いかた、顎の骨が足りないかた、喫煙者のかたは、インプラント治療がすぐに行えず、事前に生活習慣の改善が必要となる場合があります。
・インプラント治療は、インプラントが骨に接着するまでに約3ヵ月~6ヵ月の治癒期間を要します。また、インプラントを埋め込む骨の厚みを増やす手術を行う場合は、さらに治療期間がかかります。
・上顎にインプラントを埋入する際に上顎洞を破る可能性があります。
・手術した時に感染が生じると蓄膿症になる場合があります。この場合は、インプラントを除去し、耳鼻咽喉科で治療を受けていただくことがあります。
・手術直後は、腫れや痛み、違和感、出血などが発生する場合がありますが、大体2~3日で治まります。
・口腔内の衛生状態が悪いかた、歯ぎしり、くいしばりの強いかたはインプラント周囲炎を引き起こす可能性があります。