小児矯正について

矯正治療実績
320症例以上
2019年~2024年
必要な時期に
適した治療をご案内します
子どもの歯並びは、成長に伴って変化していきます。整った歯並び、噛み合わせに導くためには、変化をチェックしながら、必要な時期に適した治療やケアを開始することが重要です。歯並びは見た目だけではなく、お口の健康や機能、さらに体の発育とも密接につながっています。お子さまの歯並びに不安がある場合は、早めにご相談ください。
TROUBLE このような場合はご相談ください
- 歯並びが気になる
- いつも口が開いている
- 出っ歯になっている
- 指しゃぶりの癖がある
- 受け口になっている
- 遺伝的に歯並びに不安がある
- 上下の前歯に隙間がある
当院の小児矯正

日本小児歯科
学会所属
専門性の高い
小児矯正治療を提供します
当院の小児矯正を担当するのは、日本小児歯科学会に所属する女性歯科医師です。320件以上の矯正治療実績(2019年〜2024年)を持ち、豊富な経験と高い専門性をいかした矯正治療を提供いたします。お子さまの歯並びのさまざまな悩みをご相談ください。
無料相談実施中!
一人でも多くのかたに、お子さまの成長と密接に関わる矯正治療を理解していただきたいと考え、小児矯正の無料相談を実施しています。経験豊富な歯科医師が、お子さまの歯並びのお悩みや、矯正治療についての疑問などに丁寧にお応えします。この機会をどうぞご活用ください。
※別途精密検査代がかかる場合があります。

お口の周りの筋肉の
健全な発育を促します
お口の中に乳歯があるお子さまには、取り外しできる矯正装置「プレオルソ」を使った口腔筋機能療法(MFT)をご案内しています。就寝中と昼間の1時間装着することで、舌や唇、頬などお口の周りの筋肉が自然に鍛えられるのが利点です。歯並びや体の発育に悪影響を与える口呼吸などの改善に効果が期待できます。
症例
お子さまの年齢や状況に
合わせた矯正装置
3歳~5歳(0期治療)
第一次成長期にあたり、体が大きく育つ時期です。上顎と下顎のバランスが取れた成長を促すことが、受け口(反対咬合)、出っ歯(上顎前突)など、顎の骨の成長と密接に関わっている不具合の予防につながります。

プレオルソ
お口の中に乳歯が残っているお子さまを対象に、永久歯がきれいに並ぶために必要なお口の環境を整えるための治療法です。マウスピース型の矯正装置を用いて、舌や唇、頬などお口の周りの筋肉を自然に鍛え、口呼吸や指しゃぶりなど、歯並びに悪影響を与える癖の改善を目指します。

ムーシールド
上の顎よりも下の顎が前に出ている受け口(反対咬合)の改善に効果が期待できる治療法です。3歳から適用でき、主に就寝時にマウスピース型の装置をつけることで、舌や口、お口周りの筋肉のバランスを自然に整え、反対咬合の改善へとつなげます。
6歳~12歳(Ⅰ期治療)
永久歯への生え変わりが進む時期です。この時期の矯正治療では、永久歯が正常に並ぶための環境を整えることで、ガタガタの歯並び(叢生)、受け口(反対咬合)、出っ歯(上顎前突)、前歯が噛み合わない(開咬)などを予防します。

プレオルソ
生え変わってくる永久歯が、すべてきれいに並ぶための土台を整える治療です。取り外しできる矯正装置を就寝時と昼間の1時間装着することで、舌や唇、頬などお口周りの筋肉のバランスを整え、歯並びに悪影響を与える口呼吸や指しゃぶりなどの改善につなげます。

床矯正
永久歯がきれいに並ぶために必要なスペースを確保するための治療です。ネジのついたマウスピース型の矯正装置を1日14時間以上装着し、ネジを回転させて装置の幅を広げることで、少しずつ顎を拡げていきます。必要なスペースが確保され、生えてくる永久歯が正しい位置へと導かれます。
13歳~(Ⅱ期治療)
永久歯への生え変わりが完了します。この時期の矯正治療は、成人の矯正治療と同様に装置を使い、ガタガタの歯並び(叢生)、受け口(反対咬合)、出っ歯(上顎前突)、前歯が噛み合わない(開咬)などの改善を目指します。

マウスピース矯正
(インビザライン)
プラスチック製の透明なマウスピース型装置を使った治療法です。装置が目立ちにくいため、周囲に矯正中であることを気づかれにくく、食事や歯みがきの際には自身で装置が取り外せます。装着時の違和感や痛みが比較的少ない点もメリットです。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は薬機法の対象外です。
インビザライン®は薬機法上対象外の医療機器です。
医療機器としての矯正装置に該当しないため薬機法上の承認を得ていません。
マウスピースに使用される材料そのものは薬事承認されておりますので、安全にご使用いただけます。
マウスピース型矯正装置はインビザライン®の他にも様々な種類があります。その中には、条件を満たして薬事承認されているマウスピース型矯正装置も国内でいくつか存在しています。
1998年にFDA(米国食品医薬品局)から医療機器として認証され、販売認可を受けています。
これまで1,500万人以上の患者さま(2024年時点)に使用されておりますが、重篤な副作用の報告はありません。
インビザライン®は、米国アライン・テクノロジー社の製品です。
当院はインビザラインを用いた治療システムを、アライン・テクノロジー社のグループ会社である「アライン・テクノロジー・ジャパン株式会社」より入手しています。
医薬品副作用被害救済制度について万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
矯正を始める時期について
3歳~5歳頃
0期治療
赤ちゃんの乳歯は生後6〜8ヵ月ごろから生え始め、2〜3歳ごろまでに上下20本の乳歯がそろいます。0期の治療では、この20本の歯を整った位置に導くとともに、お口の環境悪化につながるむし歯などを防ぎ、歯並びに悪影響を与える動作や癖の改善を目指します。3歳くらいから使用できる装置もあり、必要に応じて装置を使用した矯正治療も検討します。
6歳~12歳頃
Ⅰ期治療
乳歯から永久歯への生え変わりによって、歯並びが目まぐるしく変化する時期です。この時期の治療では、歯並びそのものを整えるよりも、歯並びに悪影響を与える癖の改善や顎の骨の健全な成長を促す治療を通して、永久歯がきれいに生えそろうスペースの確保を目指します。この時期にしっかり土台を整えておけば、Ⅱ期治療の負担が軽減できる可能性もあります。
13歳~成人
Ⅱ期治療
乳歯がすべて永久歯に生え変わると、いったん歯並びが安定します。このためⅡ期治療では、成人矯正と同様にマウスピース型やワイヤー式の矯正装置を使って、歯を移動させることで歯並びを整える治療が中心となります。成長期のお子さまは骨がまだ柔らかく、成人と比べて少ない力で歯が移動できるため、治療が必要な場合は早期に開始するのが理想です。
治療の流れ
- 1 無料相談
- お子さまの矯正治療をお考えのかた、お子さまの歯並びに不安のあるかたに向けて、無料の矯正相談を開催しています。歯並びに関するお悩み、矯正治療に対するご希望などについて、経験豊富な女性歯科医師が、わかりやすく丁寧にお応えします。
- 2 精密検査
- お口の状態を把握して、お子さまに合った治療計画を作製するためにお口やお顔の写真撮影、歯科用CTなどを使った検査を行います。この検査結果をもとに、一人ひとりに適した治療計画を作製いたします。
※別途精密検査費用16,500円(税込)をいただいております。
- 3 診断結果・治療方針のご案内
- 精密検査の結果や治療計画の内容などをできるだけわかりやすく丁寧に説明いたします。不明点などはどうぞ遠慮なくご質問ください。ご案内した治療計画に同意いただければ、矯正治療を開始します。
- 4 治療開始
- 治療計画に沿って必要な矯正装置などを作製して、矯正治療をスタートします。矯正中に注意いただきたいポイントや定期通院の頻度などは、矯正装置の種類や治療の方法などにより異なるため、個別にご案内いたします。
- 5 保定期間
- 矯正装置や治療の種類によっては、治療完了後の歯の後戻りを防ぎ、整った状態を固定するための保定期間が設けられています。期間中は、歯科医師の指示に従って、後戻り防止装置の装着をお願いしております。
費用
料金表
相談料 | 無料 |
---|---|
精密検査料 | 16,500円 |
プレオルソ | 55,000円/1個 |
ムーシールド | 55,000円/1個 |
床矯正 | 440,000円 |
マウスピース矯正(インビザライン) | 770,000円 |
調整費・管理費 | 無料 |
※表示金額は全て税込みです。
※Ⅰ期治療からⅡ期治療へ移行した際は、差額分のみご負担いただきます。
お支払方法
お支払いには、下記方法を
お選びいただけます。
VISA/JCB/
Mastercard/など
お支払い
医療費控除について
1年間(1月1日~12月31日)に10万円以上の医療費を支払った場合は、医療費控除の対象です。確定申告時に申請することで、一定の所得控除を受けられます。ご自身の支払いに限らず、生計を共にするご家族が支払った医療費との合算申請も可能です。詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。
注意点・リスク・副作用
・治療の初期段階では痛みや不快感が生じやすくなりますが、1週間前後で慣れます。
・歯の動き方には個人差があるため、予想された治療期間より延長する場合があります。
・装置の使用状況や定期的な通院など、患者さまの協力程度で治療の結果や期間に影響します。
・矯正装置装着時は、歯みがきがしにくくなるためむし歯や歯周病のリスクが高まります。
・歯を動かすことで歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきが下がったりすることがあります。
・まれに歯が骨と癒着していて歯が動かなくなったり、歯の神経が障害を受けたりすることがあります。
・装置を外す時に、歯の表面に小さな亀裂が入る可能性や、補綴物の一部が破損する可能性があります。
・装置が外れた後に、保定装置を使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
・矯正治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。