佐賀県神埼市の医療法人 桜裕会「佐賀さくら歯科親子歯科クリニック」で、お口と歯の健康維持と予防を。

歯が抜けてしまうのは加齢によるものではなく、むし歯や歯周病が原因であることが多いといえます。
もちろん歯が抜けるまで進行してしまう方の多くは年齢が上がっていることが多いですが、あくまで加齢が直接の原因ではないということです。
ご自身の歯が抜けるということは、とてもショックが大きいと思います。

抜けてしまった事実を受け入れると同時にそのまま放置してしまう方がいますが、それは危険なことなので、必ず何らかの処置を施してほしいと思います。

歯が数本抜けてしまっても食事をする時などに噛むことに支障はないと感じると思います。

多くの方が放置してしまうのは、食事ができてしまうからだと思いますが、噛めるか噛めないかで自己判断をしてしまうのは、危険です。

それは、その欠損した歯が他の歯にも影響を及ぼすからであり、端的にいうと、上下左右の周辺の歯が抜けてしまう可能性を高めてしまうからです。
まず両隣の歯ですが、抜けたその歯があったことでバランスがとれていたのに、片方の支えを失った歯は欠損のある方向に倒れてきます。
そして、本来ある歯の本数で噛むときの力を支えていたのに、本数が少なくなることでかかる力が大きくなり、より負担が増えて、そもそもの寿命を短くしてしまうことに繋がります。
また、抜けたのが下の歯である場合、噛み合わさる上の歯は下方へ落ちてきて、これもまた崩れたバランスにより抜ける可能性が高まってしまいます。